2025年5月10日、TOHOシネマズ ファボーレ富山(富山県富山市)にて、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(全国東宝系にて公開中)を鑑賞するイベントを開催しました!
今回は、33組のご家族とスタッフ、計94名が参加しました。

AYAインクルーシブ上映会2025の第21回目を、富山にて開催しました。
今回はAYA初の追加上映でした!
富山県で、総数250名を超えるご応募があり、1回ではシアターに収まりきらなかったためです。沢山のご応募、ありがとうございます!!1回目の4/27から10日ほどお待たせして、やっとの追加上映会の開催となりました!
この日、富山は季節外れの暑さに見舞われ、最高気温は30℃を超える真夏日でしたが、ファボーレ富山のロビーに設けられたAYA特設受付には、参加者が続々と集まっていて活気に溢れていました!
そして!今回は金沢大学から9名の学生ボランティアスタッフが参加してくれました!
学生たちは互いに連携し、スムーズにシアター内の誘導を行ってくれました!大感謝です!
中には、ドラえもんの被り物で子どもたちを笑顔にしようと奮闘する学生ボランティアの姿も!
学生自身も楽しんで一生懸命に活動している様子が伝わってきて、運営メンバーの顔にも自然と笑顔が広がりました!
上映前には、入り口付近でドラえもんの映画ポスターと一緒に記念撮影をする参加者の姿が多く見られ、誰もが笑顔で映画へのワクワク感に満ちているようでした!この様子を見れただけでも、イベントを行って良かった、と強く感じます。
ドラえもんの入場者特典本を嬉しそうに受け取る子どもたち。
上映後には、その本を読み込んだと思われるしわくちゃになった本を手にしている子もいました。
AYAは子ども達の笑顔のためなら努力を惜しみません!子ども達に様々な経験をさせてあげたい!というお父様お母さまの参加を心よりお待ちしております!!
上映開始前には、劇場副支配人の小寺さんから心温まる挨拶がありました。
「映画館で皆で同じ空間で同じ物語を共有することこそが、映画体験の素晴らしさ、醍醐味である」・・・AYAの活動への理解と映画への深い愛情を感じさせ、参加者の心に響く素晴らしい言葉でした。
スクリーン内では、家族同士の交流もあった様子。これもまたこのイベントの醍醐味です。
上映が始まると、ポップコーンを片手に席を移動しながら映画を楽しむ子どもたちの姿が見られました。
前方から中ほど、さらには最後列へと自由に移動する様子は、インクルーシブ映画上映会ならではの光景です。
上映中に追加のポップコーンを購入する人もおり、映画鑑賞を満喫している様子が伺えました。
上映会終了後は、会場が拍手に包まれました。
帰る際には子どもたちもご家族も笑顔で、ありがとう!楽しかった!と感想をいただき、ボランティアさんや会場スタッフも自然と笑顔になりました。
普段なかなかくることができない子供たちが楽しかった!と笑顔で映画館を出る姿を見て、このイベントの重要性をスタッフ一同大変痛感しております。
参加者の声
- 小さい頃病院であったお友達家族に、会場で久しぶりに会えました。嬉しい偶然でした。機会を作ってくださりありがとうございました。
- 初めての場所はドキドキしてなかなか入れないのですが、時間が過ぎたり動き回っても皆さん温かい目で見守って下さり精神的に救われました。いろんな「初めての場所」をなくしていきたいと思っていたのでなかなかハードルの高い映画館に入る事ができて、とても良い経験をさせる事ができました。
- 息子が自閉症と診断され、大きな音や暗いところが苦手で、色々なことを諦めていましたが、定型発達とわけて頂いたことで、ハードルが下がり、障害児だけでなく、兄弟や私たちパパママも楽しめる機会となりました。スタッフの方も優しく何があっても安心して望めました。
- スタッフの方々も親切でしたし、東宝の方のご挨拶も歓迎されている感じがしてとても嬉しかったです。今回息子は生まれて初めて9歳で映画館デビューしました。キラキラした目で大好きなドラえもんを観ている姿をを私はウルウルした目で見ていました。会場も賑やかでとても温かい雰囲気で良かったです。
- 始終にこやかに接して頂きありがとうございます。お写真も撮ってくださり、初めて映画鑑賞をした記念になりました。ありがとうございます。映画に行くのはなかなかハードルが高かったので、試す機会ができてありがたかったです。まだ我が子には映画を観るだけの集中力や興味がないことが分かり、一歩前進できました。ポップコーンが大好きなことも分かったので、また買いに行きたいと思いました。
- 明るい館内での上映が初めてでしたが、みんなで観ているという一体感があり不思議な気持ちになりました。子どもたちがキラキラした顔で映画を観ている様子もしっかり見られました。周りの子たちも喜んで、声が出たり動いたりとても楽しそうな様子に、嬉しく参加できました。長兄が自閉症で、声が出てしまうのですが、のびのびおしゃべりしながら観ているのを心穏やかに見守ることができました。下2人は健常ですが、お喋りできる中で映画を観るのが楽しかったようで、いつも以上に笑えるところは大笑いしたり、面白いよねーここ!といったような会話が出来てとても楽しそうでした。
今まで同様に、たくさんのボランティアスタッフにも集まっていただき、協力していただきました。ありがとうございました!

今回のイベントにあたり、ご協力してくださった東宝株式会社様、TOHOシネマズ ファボーレ富山様、ボランティアスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
配給
東宝株式会社
リンク
▼『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト
https://doraeiga.com/2024/
▼TOHOシネマズ ファボーレ富山
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/053/TNPI2000J01.do
▼フューチャー シティー『ファボーレ』
http://www.favore.jp/
NPO法人AYAでは、今後も病気や障がいのある子どもたちの世界を広げられるようなイベントを開催してまいります。ぜひご参加や応援をしてていただけますと幸いです!