2025年6月1日、TOHOシネマズ ららぽーと福岡(福岡県福岡市)にて、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(全国東宝系にて公開中)を鑑賞するイベントを開催しました!
今回は80組のご家族とスタッフ、合計175名が参加しました。

AYAインクルーシブ上映会 2025の第31回目を、福岡にて開催しました。
今回の上映会は、5月18日の回に多数のご応募をいただいたため、急遽決定した追加上映日でした。日程変更にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!
朝早くから受付開始前にもかかわらず、たくさんのご家族で賑わい、会場は温かな空気に包まれていました。ドラえもんのポスターの前では、記念写真を撮る方の姿も見られました。
いよいよ上映がスタート。「今日、はじめて映画館に来た人ー?」というスタッフの呼びかけに、たくさんの手が元気よく上がり、場内がさらに和やかな雰囲気に。
AYAは子ども達の笑顔のためなら努力を惜しみません!子ども達に様々な経験をさせてあげたい!というお父様お母さまの参加を心よりお待ちしております!!
上映中は、たくさんのお子さんが元気に走り回る姿がありました。映画館の中を自由に動き回るという、普段はなかなかできない貴重な体験をサポートできたことを、とても嬉しく思っています。なかには、お気に入りのボランティアスタッフを指名して「一緒にお散歩したい」と声をかけてくれたお子さんもいて、思わずほっこりと心が温かくなりました。
今回の上映会で、「映画を観るってこんなに楽しいんだ!」とご家族に幸せな思い出を提供できたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
今回は音響設備が整っており、重低音がしっかり響くため、少し心配もしておりましたが、実際には映画の世界に前のめりで夢中になっているお子さんの姿が多く見られ、安心いたしました。
また、劇場職員の皆さまにもアナウンスや誘導などの場面で多大なご協力をいただき、全体を通して非常にスムーズに進行することができました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
前回に引き続きご参加くださったボランティアの方々に加え、今回は初めて参加してくださった方々もいらっしゃいました。ご協力、本当にありがとうございました。ご家族が無事帰られた後は、スタッフとボランティアの皆さんで記念撮影!
これからも子どもたちの笑顔の為に頑張ります!
AYAでは一緒に子どもたちの笑顔を創造していく仲間を募集しています!!記事を読んで興味がわいた方は、共にイベントをつくりあげましょう!!
参加者の声
- いつも誰かに迷惑をかけてるんじゃないかとリラックスできなかったのですが、司会をされていたAYAスタッフさんの言葉で救われました。わたしも看護師なので尊敬します。
- 子どもと話しながら映画を見る事ができました。難聴だから、字幕も助かりました。明るさもちょうどよくて、子どもが怖がらずに観れました。また、イベントがあれば参加したいです。
- 娘の「映画館で映画を見てみたい」という夢がかないました。憧れの「映画館でポップコーンとコーラ」にご満悦でした。映画中に何度も「美味しいね」「楽しいね」とヒソヒソ話しかけてきて、嬉しくて涙が出ました。
- 今回は素敵なイベントを用意してくださりありがとうございました!じっとできない我が子に映画なんて…と思っていたのですが、初めて見る大きなスクリーンに集中している我が子に驚きました(途中で飽きてしまいましたが…)新たなな我が子を知ることができた素敵なイベントに出会えてよかったです!
- 前から映画館子供言ってみたかったけどハードルが高くて諦めてました。でもこういうイベントがあってると知って挑戦しようと思いました。途中で抜けても良いと思ってましたが最後まで見れました!子供の成長もみれました。席も全部埋まってたら大変だよなぁと当日思いましたが、行ってみたら空席がある。隣の1席を空席にする配慮があるのに気が付きました。席もたまたまですが、2人席で広々使えたのも良かったかもです。ありがとうございました。
- 今回対応くださったスタッフの方は、みなさん温かく優しい声かけをしてくださいました。眠いときに聴覚過敏になる娘を連れてイベントに行くのは気が引けて、今回初めての映画でした。私の心配をよそに娘は娘なりに映画を楽しんでいる様子で、子どもは楽しむ準備ができていたんだな、楽しむ機会があまりなかっただけなんだと気付かされました。今回とても大きなきっかけを頂いたなと思います。AYAさんほど配慮の行き届いたイベントは少ないかもしれませんが、今後はもう少し非日常の楽しみを娘に経験させていけたらと思っています。この度はありがとうございました。
- 初めての参加でした。活発に動き回る元気な医療ケアが必要な娘(気管切開、胃瘻、多動あり)は、じっと着席しておくことが難しいため,一生映画館には連れていくことはできないと思っていました。最初の挨拶で何でもOKと説明をされた言葉を聞いてで涙が溢れてきました。動き回っても,声を出してもいいと言われて参加して良かったと思いました。娘は予想通り、途中から離席したり館内から廊下を動き回ったり、声を出したり、スクリーンの前にも歩いていきました。私が周りの方に対して申し訳ないと思って帰ろうと悩んでいると、スタッフの方が大丈夫ですよと優しく声を掛けていただき、心が救われました。普段から娘を連れて外出することはとても大変で、ほとんど家で過ごすことが多いです。本当はいろんな経験や体験をさせてあげたいと思っていてもハードルが高く、なかなか難しいのが現状です。これからもみんながしていることが、同じように体験できる機会がもっと増えることを祈っています。4歳愛娘の初めての映画館体験、貴重な社会参加できる機会を与えていただきありがとうございます。今後も様々なイベントを企画して下さい。楽しみにしています。娘が大きくなり時間ができたら、ボランティアで参加させていただきたいと思いました!
今回のイベントにあたり、ご協力してくださった東宝株式会社様、TOHOシネマズ ららぽーと福岡様、ボランティアスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
配給
東宝株式会社
リンク
▼『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト
https://doraeiga.com/2024/
▼TOHOシネマズ ららぽーと福岡
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/087/TNPI2000J01.do
▼ららぽーと福岡
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/fukuoka/
NPO法人AYAでは、今後も病気や障がいのある子どもたちの世界を広げられるようなイベントを開催してまいります。ぜひご参加や応援をしていただけますと幸いです!