
お金をまわそう基金にて寄付プロジェクトを開始しました!
昨年に引き続き、「お金をまわそう基金の寄付プロジェクト」に参加させて頂くことになりました。
(当寄付金は、支援者が《寄付金の税額控除》を受けることができるものとなります)
寄付金で集まったご支援は全国各地で開催しているAYAインクルーシブ映画上映会の運営費用に利用させていただきます。
AYAインクルーシブ映画上映会とは
AYAインクルーシブ映画上映会は、病気や障がいのある子どもたちとその家族が、周囲に気兼ねせず映画を楽しめるように、映画館のシアターを貸し切って実施する上映会です。
上映中は照明を少し明るく保ち、音量も控えめに設定。「音を出してもOK」「動いてもOK」「出入りも自由」で、医師や看護師などの医療従事者がシアター内に常駐するなど、安心して参加できるよう配慮しています。
上映前には、隣席の家族とあいさつを交わす「1分間交流タイム」を設けるなど、初めての映画館でもリラックスして過ごせるような空気づくりを大切にしています。
こうした上映会を全国各地で定期的に開催しており、今春の『ドラえもん』の上映会では、全国22ヶ所で25回の上映を実施し、のべ5,082人を動員しました。
来てくださった方々は半数以上は「初めて映画に来た」というご家族さん達です。
全国から届いた、病気や障がいのあるお子さんとそのご家族達の感想をいくつか読んでいただけると、映画体験のハードルやAYAインクルーシブ上映会の活動の意味をご理解いただけるのではないかと思います。
- 映画館で子供たち揃って映画を観ることは母自身の夢でもありました。娘が幼い頃、プラネタリウムに挑戦したものの、すぐに退出となったトラウマで映画館は遠い存在です。今回、一度でも行けた、連れていけた経験は家族にとって、とてもあたたかい思い出になりました。(千葉)
- まわりが同じ境遇なので、障害児を持っている事に引け目を感じず、アラーム音、吸引などの音を気にする事なく医療行為ができ、映画鑑賞する事が出来る点がすごく良かったです。素敵なイベントありがとうございました。(佐賀)
- 初めて子供と一緒に映画館で映画を観ました。障害のある子どもを持つことで、親である自分の生活に制限があると感じたことは今までありませんでしたが、映画館などは子供が騒ぎ親子共々楽しめないのではと、無意識のうちに排除していたのだと気が付きました。今回の映画体験では、子供も初めての体験にワクワクしていましたが、親である私も何とも言えない解放感を得ました。(茨城)
- 障害、医療ケアが必要な子は近い年代の子供から避けられやすいのでボランティアのお子さんが笑顔で一緒にお手伝いしてくれていて嬉しかったです、ありがとうございます。(石川)
- 障がいのある子どもを連れての映画鑑賞はハードルが高く、周りに気をつかうことを思うと、今まで観に行くことがないまま気づけば高校生になりました。新しい経験ができ、春休み最後のいい思い出となりました。ありがとうございました。(岡山)
- 知的、多動のある息子と映画鑑賞をできる日がくるなんて夢にも思ってもいませんでした。周囲の人に迷惑をかけないように、普段から気を張り、行く場所も考えてたので終始安心して参加することができました!(和歌山)
- 喜怒哀楽を声で激しく表現する娘と、映画鑑賞できる日が来るなんて!最高の体験が出来て本当に感謝しています。最初は初めての雰囲気に戸惑い泣いていましたが、車椅子の隣に少し立っていてあげたら落ち着いて、その後はずっと楽しめていました。(神奈川)
- 映画がスクリーンに映し出された瞬間、娘は目をキラキラさせて喜んでいました。その様子を見て、思わず涙が出そうになりました。(福岡)
このように、全国に映画体験をして喜ばれているご家族、まだ体験したことがなく「映画館に行きたい」というお子さんやご家族がたくさんいらっしゃいます。






今春で、AYAインクルーシブ映画上映会は全国37都道府県での開催となりました。
あと残りの10県のうち7県は夏の上映会での実施が決まりました!来年の3月まで全国制覇する予定になっています。
このAYAインクルーシブ映画上映会はニーズは本当に大きいのですが、私たちAYAのスタッフが少ないことや運営費用の面から開催回数は限られてしまっています。
全国で開催を望まれている皆様のために、持続可能な事業にしていくためにも皆様のご支援が不可欠です。
2027年「AYAインクルーシブ映画Day」を設立を目標に
AYAは「2027年には47都道府県の全ての映画館で同時にAYAインクルーシブ映画上映会を開催する」という目標を立てました。
最初は1日に1会場のみしか実施できなかった上映会も、手伝ってくれるスタッフやボランティアが増え、ノウハウも蓄積されたことで2会場、3会場と同時に開催できるようになっています。
AYAのスタッフと医療者、映画館や関係者が一緒に、全国の映画館にインクルーシブな環境を作り、子どもたちの体験する世界を広げていけるように挑戦しています。
私たちの活動に賛同し、応援いただけましたら大変嬉しく思います。
ご支援何卒よろしくお願いいたします。
寄付募集ページ
▼ お金をまわそう基金 プロジェクトページ
https://okane-kikin.org/contribution/11019
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「特定公益増進法人等に対する寄付金」として扱われるため、
支援者が《寄付金の税額控除》を受けることができます。