2025年春、全国各地で実施した「AYAインクルーシブ映画上映会」。今回の作品は、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』でした。
たくさんの子どもたちとその家族が楽しんだこの上映会で、映画のテーマにちなんだ特別な企画を実施しました。
「みんなの好きな人を思い浮かべて絵を描こう」プロジェクトです。
「好き」を描いた、子どもたちの世界
本作のなかで、のび太たちは“絵の世界”に入り、大切な人を想う気持ちから物語が動き出します。そんな映画の世界観に共鳴し、AYAの上映会でも「好きな人」をテーマにした絵の募集を呼びかけました。
「一緒に遊んでくれるお兄ちゃん」
「わたしのいのちを守ってくれたお医者さん」
「病気になっても、そばにいてくれたお友だち」
子どもたち一人ひとりが、「大好きな人」への想いを絵にこめ、色と線に自分の気持ちをのせてくれました。集まった絵は全国から50点以上。それぞれがまるで“心の中の絵世界”そのものです。
完成した絵たちは、上映会を支えてくださった東宝株式会社にお届けし、さらにそこから映画制作元（藤子プロなど）にも届けていただけることになりました。
小さな気持ちの芽が、やさしい循環となってつながっていく。そんな奇跡のような広がりが、確かにこのプロジェクトの中にありました。
お礼と今後
絵を描いてくれたみなさん、参加してくれたご家族のみなさん、本当にありがとうました。
その一枚一枚には、「大切な人を大切に思う力」があふれていました。
映画の中のクレアのように、子どもたちの心の中にある世界が、これからも色とりどりに広がっていくことを願っています。
AYAはこれからも、みんなの「好き」や「ありがとう」を形にできる場所をつくっていきます。
今後もさまざまな企画に、ぜひご期待ください！