開催報告

2026年2月23日、十文字中学・高等学校多目的ホール(東京都豊島区)にて、「インクルーシブ運動フェスティバル」を開催しました!今回は、7組のご家族とスポーツ選手とスタッフ、計65名が参加しました。
22℃を超える季節外れの暖かさに恵まれたこの日、「AYAインクルーシブ運動フェス in 東京」が開催されました。
参加者の入場前には、ボランティア、選手AYAのスタッフ皆で、セーフガーディングのトレーニングを実施しました。
セーフガーディングでは、子どもさん一人一人の権利を大切にし、障がいや病気、性別にかかわらず、自らやりたいことをやれるようにサポートすること、決して大人の押し付けにはならないように言動に注意して欲しいこと、「女の子だから」「男の子だから」といった発言をしないようにすること、などを説明しました。
その後代表の中川より、楽しんで行きましょう!とのボランティア、選手の皆さまに声かけしました。
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会場に到着した参加者の皆さんの表情からは、「今日はどんなことが始まるんだろう!」というワクワクした気持ちが伝わってきます。まずは、各ご家族とボランティアスタッフがチームを組んでご挨拶。あちこちで笑い声が上がり、初対面とは思えない和やかな雰囲気でイベントが幕を開けました。
まずは全員でラジオ体操!運動が大好きな高校生ボランティアがリードを務めました。
「屈伸!」という元気な掛け声に続き、参加者の皆さんも「1・2・3・4!」、「5・6・7・8!」と応えます。久しぶりのコール&レスポンスに、少し照れながらも会場が一つになっていくのを感じました。
現役アスリートの皆さんの挨拶に、参加者の皆さんは興味津々。
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最初のプログラムは、ブラインドサッカー体験です。
乃木坂ナイツの元日本代表・葭原滋男選手、栗原梢選手、そしてコーラー(※)の櫻井悠乃選手によるデモンストレーションが披露されると、会場からは「おー!」「すごい!」と感嘆の声が上がります。
(※) ゴールの裏に立ち、声でゴールの位置や距離を伝える役割
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続いて、アイマスクを着用したドリブル体験に挑戦!
「こっち!こっちだよ〜!」というコーラーの声を頼りに、慎重にボールを運びます。思うようにいかず苦戦する場面もありましたが、それもまた体験の醍醐味。戦略を練って挑んだ「1.5m幅のミニゴール通しゲーム」では、チーム一丸となって大盛り上がりとなりました。
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続いて車いすバスケに挑戦しました。
東京ファイターズB.Cの諸岡晋之助選手と林愛奈選手から、競技用車いすの操作をレクチャーしていただきました。
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カラーコーンの間を縫うスラローム走行では、小回りの利く車いすの動きに悪戦苦闘しながらも、皆さんコツを掴むと一気にスピードアップ!椅子に座ったままパスを飛ばす難しさや、全身を使う感覚を肌で感じていました。
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午前競技の最後はラグビーに挑戦しました。中国電力レッドレグリオンズの木村勇大選手と東京山九フェニックスの岡田はるな選手からラグビーボールを使ったレクリエーションを指導していただきました。
最初はシンプルなパスなど簡単なところから始めましたが、普段触り慣れていない形状のラグビーボールということもあり、最初はなかなか取り扱いに苦労していました。
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慣れてくると今度はパスしながら歩くことなどに挑戦しました。最後はラグビーボールを使ったミニゴルフ(指定されたエリアにラグビーボールを投げ込む)をしたのですが、これもラグビーボールの動きが読めず、みんな悪戦苦闘!でもその予想外の動きを皆さん楽しんでもらえました。
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ラグビー&車いすバスケの競技の裏では、6組のお母さんとAYAの岡田と十文字学園の学生さん達とで交流会を実施しました。
お子さんのことを紹介し、悩みを共有したり、嬉しかったことを共有したりしながら、情報交換を行いました。
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将来、医療従事者や特別支援学校の教師になりたいという夢をもっている学生さんが参加してくれており、みんなでその夢が叶うように応援したりと、和やかに会は進みました。
最初は初めて会話することに緊張していたお母さん達も同じ年代の子どもの悩みを共有したり、先輩お母さんのアドバイスを聞くことによって知見を広げられたりと、有意義な時間を過ごせたようでした。
~アスリートと囲む笑顔の食卓~
お待ちかねのランチタイム!参加者、アスリート、ボランティアスタッフが同じテーブルを囲みます。お弁当を食べながら、普段はなかなか聞けない競技の裏話やプライベートな話題に花が咲き、さらに絆が深まるひとときとなりました。
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午後はeスポーツ体験から再開。今回はレースゲームに挑戦しました。会場の体育館に備え付けてあるプロジェクターと大型スクリーンを活用し、大画面で迫力満点のレースを楽しみました。画面分割で4チームが同時に競技するのですが、4つとも設定・構成の違うコントローラでチャレンジしてもらいました。
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・普通のコントローラを二人で操作
・大きなジョイスティックと紐を引っ張ると反応するスイッチ(アイテム使用)などの組み合わせ
・大きなボタン(ドリフト)や足踏みボタン(アクセル)、軽く触っただけで反応するスイッチ(アイテム使用)などの組み合わせ
・ゲームパッド
ゲーム機のコントローラーでは操作が難しい子も、その子の特性に合わせたボタンやスイッチを使い、チーム戦として役割分担することで、レーシングゲームに参加し、楽しんでいました。チーム戦ということでチーム内の声がけなどもあり、賑やかで楽しい「スポーツ体験」となりました。
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バレーボール体験では、NECレッドロケッツ川崎の塚田しおりさん、家高七央子さんから直接指導を受けました。アンダーパスやサーブの練習をした後は、チーム対抗のパス回し競争。ボールを落とさないよう必死に繋ぐ姿に、周囲からも熱い声援が送られました。
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そしてフィナーレは、全員参加の「ガチンコ綱引き」!大人も子どもも、そしてアスリートも本気です。最後の対戦は【アスリートチーム vs 参加者全員】
「オーエス!オーエス!」と声を合わせ、見事参加者チームが勝利!負けてしまったアスリートの皆さんも、清々しい笑顔で拍手を送ってくれました。
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スポーツを通じて、壁を越え、心が繋がった一日。参加した皆さんの弾けるような笑顔が、何よりの宝物となりました。
ご協力いただいたアスリートの皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!
運動フェスに初めて参加したスタッフは、「車椅子に乗ってるからできないのではなく、どうすれば一緒になって楽しめるかを、あの場の全員が試行錯誤しながらワイワイしていたのがとても印象的でした」と語っていました。
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今回はお借りした十文字学園の生徒さんが多数ボランティアに参加してくださいました。学生さんがいるととっても場が和みます。そのほかにも多くのボランティアの皆さんによって、運動フェスを無事開催することができました。怪我なく安全に楽しく実施できたのはボランティアの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
最後にとっても楽しい時間を作ってくれた選手たちで記念撮影(ブラインドサッカーの選手の皆さまは先に退出されました)
また次回もよろしくお願いいたします!

今回のイベントにあたり、ご協力いただいたスポーツ選手の皆様、カメラマンの福田大地様、十文字中学・高等学校様、助成いただいたKARADAKARA様、ボランティアしていただいたスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
▼KARADAKARA
giants.jp/sp/karadakara/
▼乃木坂ナイツ
https://www.jiff.football/team/nogizaka-knights/
▼東京ファイターズB.C
http://fighters.isubasu.jp/
▼中国電力レッドレグリオンズ(中国電力ラグビー部)
https://rrrfc.red/
▼東京山九フェニックス
https://rc-phoenix.com/
▼eSocial Cue株式会社
https://esocial-cue.com/
▼NECレッドロケッツ川崎
https://red.necrockets.net/
▼第4回運動フェスティバルの様子はこちら
https://aya-npo.org/2025/08/18/sports_festival4-report/
▼第3回運動フェスティバルの様子はこちら
https://aya-npo.org/2025/03/29/sports_festival3-report-2/
▼第2回運動フェスティバルの様子はこちら
https://aya-npo.org/2024/11/20/https-aya-npo-org-2024-11-16-sports_festival2-report/
▼第1回運動フェスティバルの様子はこちら
https://aya-npo.org/2024/07/10/sports_festival1-report/
NPO法人AYAでは、今後も病気や障がいのある子どもたちの世界を広げられるようなイベントを開催してまいります。ぜひご参加や応援をしていただけますと幸いです!
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